2003年からネット専業の老舗
ネットで古本を買う際に、今利用が最も多いのがAmazonです。新刊と古本が同じ画面に表示されるため、ものによってはとてもお得に手に入れられ人気のサービスです。
Amazonの古本販売は、個人や古本屋が出品していますが、「もったいない本舗」はAmazonだけで年間200万冊も売る超大手なのです。
元々は、2003年に個人事業主として開店したもったいない本舗は、2008年には法人を設立(ショップ名はもったいない本舗ですが、社名は古本買取通販ドットコムというそのままの名前です)。
現在では、山梨県に大きな倉庫を設け、150万冊以上の在庫をストックし、70名ものスタッフが働く、古本屋としては異例の規模となっています。
このように大成長してきた背景には、もちろん買取を積極的に引き受けてきた姿勢があります。
現在は取り扱いを停止していますが、目利きがなければ取り扱いが難しい古書や古雑誌も買取してきた歴史があります。また、ネット上では珍しく、週刊誌を含む雑誌買取まで行っています。
ショップの名前通り、もったいないを大事にしたその姿勢が、取扱商品の多さにも現れていると言えます。
家の中にある本から雑誌、DVDやCD・ゲームまで、一気に処分したい、買取を依頼したい場合には、もったいない本舗はお薦めです。
ホームページには、その歴史を綴った社長の文章も載っていますが、こちらもぜひ読んでいただき、その企業姿勢を知って欲しいと思います。そして、その姿勢に思うところがあれば、もったいない本舗はお薦めの古本屋だと言えます。
もったいない本舗の魅力
年間200万冊の販売を行うわけですから、当然、大量の買取を引き受けなければ商売が成立しません。
在庫は150万冊と言いますが、中には売れにくい本も多く、新たな本の買取こそがもったいない本舗を育ててきた理由なのです。
そのためには、もちろん買取受付の送料は無料。またダンボールも無料で事前配送。
伝票には、買取を申し込んだ際に記入したデータが印刷され、煩わしい伝票記入の必要もありません。
お客さんにできるだけ面倒をかけない姿勢は、もったいない本舗を利用したことのない初めての方にも、安心できるサービスです。
ダンボール無料のサービスは受けられませんが、処分を思いたった当日にすぐに買取完了できるお急ぎ便が魅力です。
ダンボールを受け取る場合、多少の時間が必要ですが、お急ぎ便は15時までの申込みなら、今日中に処分ができます。もちろん送料は無料です。集荷時に宅配業者が伝票を持ってきてくれます。
面白そうな特集のときだけに買っているのに、思ったより溜まってしまうのが雑誌です。
ただ、雑誌を買取してくれる古本屋は少なく、ネット古本屋でもほとんどありません。特殊な専門誌は別ですが、特に月間のファッション誌や情報誌、更には総合週刊誌になると、まず買取は不可となります。
その点、もったない本舗では、2005年以降の雑誌であれば全て買取してくれます。
古い雑誌、漫画雑誌、最大2センチの厚みを超える雑誌は駄目ですが、それ以外は全部買取OK。
まさに名前通り、もったいないの精神を表した買取方針だと言えます。