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買取価格を上げるクリーニング方法
古本屋は、買取商品が到着した時点の状態(綺麗かどうか)を見て、買取価格を決定します。
これを判断する基準はありますが、綺麗かどうかは担当スタッフの目によって判断されますので、汚いより綺麗な方がいいわけです。
もちろん、汚くても綺麗でも、古本屋から出荷される際にはクリーニングを行いますし、保管前にもクリーニングはされています。
ですが、汚い本はクリーニングに時間がかかりますし、手間も人手もかかります。ですから、汚い本はやはり買取価格が下がります。
このページでは、自宅でできる簡単なクリーニング方法をご紹介します。
本を綺麗に見せるクリーニング方法
本のクリーニングとは言っても、自宅で行うにはカバーのクリーニングが中心です。
他の部分は、手間の割には綺麗になりませんし、逆に本を傷めることにも繋がりますので、あまりお薦めしません。
カバーのクリーニングに使うのは、アルコールがいいでしょう。
古本屋では、台所用洗剤を水に薄めたものを使っているようですが、水分の蒸発に時間がかかるので、何冊もまとめて処理するにはちょっと面倒です。
用意するものは、ドラッグストアで売っているエタノールなどのアルコール。
近所に薬局がなければ、ホームセンターやコンビニなどで売っているライターオイル(ZIPPOオイル)でも代用できます。
また、アルコールを拭き取る乾いた布を用意しましょう。
小さめのタオルや布巾、Tシャツなどのいらない服を切ったものなどで大丈夫です。ティッシュペーパーでもいいですが、数が多い場合は布の方がお薦めです。
基本は、アルコールを布に染みこませ、カバーを拭いていくだけです。
この際、一方向だけに向かって布を進ませることだけ気をつけましょう。また力を入れすぎないことも大切です。
アルコールは、間違って多少多めに本にかかったりしても、乾くのが早いため、痛みには繋がりません。そこまで慎重にならずとも大丈夫です。
カバー種別によるクリーニング方法
アルコールでクリーニング可能なカバーは、触ったときにツルツルとした触感のあるものだけです。ざらざらとした紙の質感を持たせたカバーは、クリーニングできません。
ツルツルとしたものは、上に薄いビニールを貼り付けた印刷方法です。これはアルコールを垂らしても、紙に染みこみませんので判別できます。
逆に、紙にアルコールが染みこむものは、ビニールの加工がされていませんので、拭き取りはできません。間違って拭き取ると、汚れが酷くなったり、時には印刷が剥がれてしまいますので紙の質感には気をつけましょう。
なお、紙のビニール加工がされていないカバーは、基本はクリーニング不可です。
どうしてもクリーニングしたい場合は、消しゴムを使って優しく擦ることで、多少の汚れは落とすことができます。
ただ、お薦めはしませんので、多少の汚れは仕方ないものと諦めることも肝心です。